大分県玖珠郡九重町の恵良駅から肥後小国駅までを結んでいた国鉄の跡の一部が、散策路として歩けるようになっています。
国鉄宮原線の工事は戦前に着工し、戦時中の休止期間を経て戦後に開通した路線でしたが、昭和59年に惜しくも廃線となってしまいました。今は北里駅跡から肥後小国駅跡までが遊歩道として整備されています。肥後小国駅跡には道の駅小国「ゆう・ステーション」があり、駅名標と線路が一部残されています。
遊歩道は約４キロの道のりで、もともと線路が走っていた道を歩くことができます。線路は撤去されていて、歩きやすいウォーキングコースです。
橋梁の上を歩く所があります。とても良い景色です。
途中、トンネルもあります。列車が通っていたトンネルで、タイムスリップしたような感覚に陥ります。入口と出口に電気のスイッチがあるので、電気を付けてトンネルを歩き、電気を消して出ます。電気が無いと真っ暗です。
お弁当など持ってお散歩すると良いですよ。広葉樹がたくさんあるので、紅葉の時期もオススメです。
草が伸びている時期がたまにあるので、一度問い合わせて行くと良いでしょう。お問い合わせ 木魂館 0967-46-5560